はじめに
今回はカリフォルニア州コンコルドで開催されたメガデスのライブレポートをお送りします。
■今回のツアーについて
今回のツアーは、Metal Tour of the Yearと銘打たれ、メガデス、ラムオブゴッドに加え、サポートとして、トリヴィアム、ヘイトブリードが参加しました。ほぼメタルフェス形式の豪華なツアーとなっています。
元々はインフレイムスがオープニングアクトとして出演予定でしたが、ビザの手続き上、米国入国が叶わなかったため、代わりにヘイトブリードが出演しています。
私自身、今回のメガデスのライブは、2018年の日本公演以来、3年ぶりでした。今回のライブ自体は、COVID19の影響により1年延期されたものの、比較的早くライブをまた見る機会が得られて良かったです。色々なバンドが、ツアー開催を表明するも、COVID19の影響や本人の感染によりキャンセルせざる得ないなか、無事今年開催してくれたのもありがたいことでした。
■会場について
私が今回訪れた会場はコンコルド郊外にあるConcord Pavilionという、屋外のコンサート会場でした。
サンノゼからは車で約1時間半程度の場所にあります。当日は、早めに会場にたどり着くも、間違えてスタッフ専用の駐車場に車を止めてしまう始末。だって誘導の人に従っただけなんだが(;'∀')。
▲会場の後方からステージを撮影。Hatebreedのステージセットアップ中でした。
■チケットについて
今回はticket masterのサイトで、メガデスとラムオブゴッドのVIPパッケージのチケットを購入しました。
▼詳しくは下の過去記事をご覧になってくださいね。
VIPパッケージの内容は、会場への早期入場、サイン入りリトグラフ（これが欲しかった！）、VIPラミネート、Tシャツなどです。会場入口近くに専用のブースがあり、そこで特定グッズを受け取る仕組みになっていました。私が到着した時点では、写真のようにすでに長い列ができていました。
▲会場の入り口のVIPパッケージの受付。
係の人に、チケットを購入した際の名前を伝えるとグッズが受け取ることができました。
▲VIPパッケージの受付。ここで名前を名乗り、アイテムを受け取ります。
VIPパッケージのTシャツのサイズは、予約時には指定せず、現地でを伝えるシステムになっていました。この点では、在庫を余分荷物必要がありそうだなと感じました。
■会場内について
グッズ売り場は会場内に2ヶ所ありましたがどちらも長い列ができていて、15分くらい待つ必要がありました。さすが陽気なアメリカ人、列に並んでいる間も他人の着ているバンドTシャツにリアクションをしてみたり、非常に賑やかなもんでした。
▲グッズ販売ブースのひとつ。メタルキッズが食い入るように品定めをしています。
会場内には食べ物やお酒を売っているブースがたくさんありました。今回は節約のため利用しませんでした(;'∀')
▲レモネードの売店は大人気でした。
■購入したグッズについて
今回はMetal Tour of the Yearのシャツとメガデス単品、トリヴィアム単品のTシャツを購入しました。
■セットリスト
メガデスの今回のセットリストは下記の通りです。
01. Hangar 18
02. The Threat Is Real
03. Sweating Bullets
04. Trust
05. She-Wolf
06. Conquer or Die!
07. Dystopia
08. Dawn Patrol
09. Poison Was the Cure
10. Symphony of Destruction
11. Peace Sells
12. Holy Wars... The Punishment Due
選曲で比較的珍しかったのはPoison Was the Cureで、今回のツアーで初の演奏となりました。それ以外はほぼ順当な選曲となっており、最新アルバムディストピアからも3曲が演奏されました。
▲メガデスのステージは特殊効果も派手で素晴らしかったです。
■ライブの感想
いくら歳を取ったとはいえ、デイヴムステインのオーラは凄まじく、ブロンド長髪に白シャツでVギターを弾く姿は鬼神のごとしでした。ラムオブゴッド以下のバンドのパフォーマンスも迫力がありましたが、メガデスの破壊力には足元にも及ばない、決して超えられない壁があるのだと感じました。メガデスの楽曲は、他のバンドに比べてより少ない音数でシンプルなものであると言えるかもしれません。しかしそれが、かえってノイズのある屋外でのライブ演奏では、非常に威力を発揮し、観客の耳にダイレクトに届き、心を震わせるのだと感じました。
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